|
ども、ども、ど~も。
ちょくちょくアクセサリーはどう作ってるのなんて問い合わせ頂いてます。 今回はその作り方を紹介します。 ロストワックス鋳造はシルバーアクセサリーでよく使われる技法ですが、私はシルバーアクセサリーに興味がないのでだいぶ自己流であります。 今回はこれ作ります。 PINK FLOYDのDIVISION BELLのモアイです。 販売はしませんw個人用~ 作る物の絵や写真、現物を用意するのがまずはじめの一歩です。 作りたいサイズで下絵を描くと対象の造型もよくわかるので後々らくです。 ワックスにはハードワックスとソフトワックスがあります。 写真左がハードワックス右がソフトワックスです。 それぞれ長所と短所があります。 ハードワックスはヤスリやスクレーパーなどで削ると細かく精密な造型が可能ですが、反面細く作ろうとすると簡単に折れてしまいます。ヤスリ以外の刃物でカットもおすすめできません折れます。 ソフトワックスはその名のとおりに柔らかく折れにくいので刃物のカットが楽で細い造型が可能ですが、ヤスリで削りにくいため精密な微調整がしにくいです。 今回はソフトワックスを使います。 絵の大きさにカットします。 ペン感覚で持てるデザインカッターがおすすめですね。 大まかにカットしてくとカットしすぎた所や修正が必要な箇所がでてきます。 矢印の所を補修します。 修正にワックスペンの登場です。 私は二台使ってます。左は市販のタイプ右はオリジナルの試作1号機です。 左は0.1以下の作業用、左は0.1以上の作業用です。 はんだごてに電力調整ダイヤルをつけて真鍮線を巻いても代用可能ですが、専用工具はスイッチいれてすぐ使えます。はんだごては熱が入るのに時間がとてもかかるのと、もち手が熱くなりやすくて長時間の使用にはやや不向きです。 市販されてるワックスペンはとても丈夫でデザインもすばらしいが、ペン先がはんだごてと似ていてペンを持つ感覚とはちょいと違うのと、ペンの先端が加工をほどこさないと使いにくいのが難点です。 自分用に作ってもらったのがこのワックスペンでペン感覚で持てるのと、ペン先がとてもいい感じですが、強度はまだまだで色々壊れてますwいずれ販売します。 ペン先にワックスを乗せます。コツはワックスの上にペン先を1秒ぐらのせてサット引きます。(なれてくるとペン先に乗せる量など調整できます) すると、ペン先にワックスが溶けて乗ります。 補修箇所にワックスの乗ったペン先をつけます。 つける時間は短いと一点集中、長いと広くつきます。 今回は短く削りすぎた鼻先に一点集中でワックスをのせました。 同じ作業を削りすぎた頭にもほどこしました。 形を整えるために、またデザインカッターで削ります。 平面を立体にしてきます。 ここはワックスを長く広くつけ、盛っていきました。 一点集中のワックスを何度もくりかえし目をつけました。 造型はだいたいいい感じなので表面をキレイにします。 写真のベンジーを麺棒につけて、 なでると表面がきれいになります。 なでなでw だいぶキレイになりました。 ディテールをくわえていきます。 使うのは割箸に縫い針をテープでまいた物です。 刺して穴を開けたり、線を入れるのにはこれが一番便利ですw 陶芸工具の線入れるのも(名前忘れた)おすすめです。 完成しました。 これをキャスト(鋳造)屋さんにもって行くと真鍮など金属にしてもらえます。
by verda1972jp
| 2014-03-20 01:41
| アクセサリーの作り方
|
以前の記事
2015年 06月2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 外部リンク
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||